武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医 – 内科 全般に精通する総合内科専門医とアレルギー専門医

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運動能力 はどれくらい必要でしょうか

今日は必要な 運動能力 の話です。今日から6月です。
厚生労働省は全身持久力の基準を示しています。ここに示された全身持久力を有すれば、生活習慣病などのリスクを40%低くなるとしています。その持久力は最大酸素摂取量が男性で40-59歳で10メッツ、60-69歳で9メッツ、女性で40-59歳で8,5メッツ、60-69歳で7,5メッツと示してあります。このメッツに相当する運動を3分以上できた場合としていますが、全力の運動を3分続けることは非常にきついですし、危険も伴います。この基準の半分の運動量で3分続けたときの脈拍が138-年齢/2を超えていなければほぼ目標達成となります。脈拍の上昇と運動量が比例することと、138-年齢/2がほぼ最大酸素摂取量の50%に一致することを利用したものです。ステップ運動は1分間に15往復で4メッツ、20往復で5メッツなのでこの運動を3分間行いきつくなく脈拍が138-年齢/2を超えなければいいということになります。早歩きならスマホを用いて歩行速度を測れば時速5㎞が4メッツ、6㎞が5メッツということになるのでこれを利用するといいです。またこの脈拍の運動を続けていけば体力がついていきます。まずは普通の歩行、その後ステップ運動、歩行の速度を少しずつ上げていくだけです
138-年齢/2
最大酸素摂取量
ステップ運動は下記の様な台を昇降するだけです。高さ20㎝の場合のメッツ数を示しています。家の階段でも代用できます。
過去のブログ参照
コナミスポーツクラブ ステップウェル2
 
 
 
 

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