専門家アドバイザリーボード、新型コロナ感染症対策本部決定を参考に私見を加えマスクの直用の考え方をまとめてみました。
マスクの着用は個人の判断にゆだねるのを基本とするが、単純にマスクの着用するかしないかが自由ということではない。
マスクは他人への感染予防にもっとも有効であり、本人への感染予防効果は限定的であることを知る必要がある。リスクのある本人がマスクをしても周囲がマスクをしていなければ本人への感染予防効果は高くない。
リスクの高い人を守るために感染予防につき個人で状況を考えて判断してもらうということを忘れてはならない。
下記を参考に判断してもらう。
特別な理由がないかぎりマスク着用とする場合(重要)
医療機関、高齢者施設を訪問する場合
医療機関、高齢者施設の職員
マスク着用を推奨する場合
電車、バスなどで全員が着席できないくらいの混雑度の場合
室内で十分な距離がとれない場合
軽度の症状がある場合(喘息、アレルギー性鼻炎などの場合も含む)
家族に発熱者、新型コロナウイルス感染者がいる場合
発熱などの症状があるもの、家族が新型コロナウイルス感染症の検査陽性のもの、(新型コロナウイルス感染症の検査陽性のもの*)が通院などやむを得ず外出する場合
*この記載は意味不明。前2者と比べ、やむを得ずの程度が明らかに異なり、通院のため新型コロナウイルス感染症の検査陽性者が通院の
ため来院しては困ると思われる
リスクのある人が混雑した場所に行くとき**
**マスクは他人への感染予防にもっとも有効であり、本人への感染予防効果は限定的であることを知る必要がある。混雑した場所では
周囲の人がマスクを着用することによりリスクのある人への感染予防効果が発揮されることを知る必要が有る。
3密の回避、人と人の距離の確保、手指衛生、換気、咳エチケットは基本となる。
専門家アドバイザリーボードではしゃべることに言及されていないが下記に私見を述べます。
不特定多数の方としゃべる仕事をする人は(市役所の受付、チケットの販売員など)マスク着用が望ましい。可能ならその相手にもマスク着用を促すのが望ましい。マスクが出来ない場合は大声で話さないことを奨める。
講演などの場合は講演者以外がしゃべらなければ1.5m四方に一人くらいの人数であればマスクは必要ない。
会議など討論をする場合は原則マスク着用が望ましい。お互いに2m以上離れることができ、換気が良ければ必ずしもマスクは必要ない。
近距離で面と向かってしゃべる場合はマスク着用が望ましい。マスクがない場合は大声で話さないことを奨める。