昨日は 医療連携セミナー が開かれました。テーマは心不全。多くの投薬をしても心臓の機能を保つことが出来ず、呼吸困難、全身倦怠感、全身痛が果然できず、死を待つだけとなる方が増えています。このような人たちをどのようにケアしていくかがテーマでした。心不全の管理の難しさはきちんと全身管理を行い投薬を見直すといい状態に戻ることが可能というところです。もう施しようがないと思っても、主治医の実力不足できちんと治療すれば軽快する可能性があることです。専門医が診ていてもその判断は難しいことも少なくありません。病院での治療と非専門にによる在宅による治療にギャップがあるため入退院を繰り返すことがしばしばあります。私としては在宅での心不全の治療に関し具体的な方法が聞けるかと思い参加しました。しかし今回は医師だけでなく介護職を含めた講演会でしたので治療については踏み込んではいませんでした。医師以外の介護職に在宅で亡くなる人をケアするのは癌、老衰だけでなく、心不全もあることを理解いただき、基幹病院、その他の病院、開業医が情報を共有しチームで医療を勧めることが必要で、医師以外の医療職、介護職の人たちと協力して診療していかなくてはいけないということが結論でした。医師はあまり精神的なケアや、身の回りのケアまで気に掛けることが出来ないことがおおいので医師以外の協力が絶対に必要です。