おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。今日は 国民健康保険審査 のお話です。
毎月13日から24日まで、飯田橋まで審査に行っています。平日夜、木曜日土曜日の午後、日曜日を使っていきます。全部ではなく4-5日くらい行きます。この間は土日がつぶれます。出かける予定が入ってしまうと毎日夜行くことになります。日本は国民皆保険であり国民健康保険または社会保険のいずれかで医療費を賄っています。国民から保険料をとり診察を受けるときだいたい3割を支払います。意外に皆さん知らないのは保険料以外に税金が医療費の約半分使われていることです。自分たちの保険料は全体の半分に過ぎないのです。国民が負担した金額、以外の金額は医師が請求して受け取ります。
適切な医療をしているかどうかを審査するのが審査会です。診療そのものをすべて見て判断することはできないので検査や投薬するときにはそれにあった病名を付けることになっています。適切な医療をしていても高血圧の薬をだすときに高血圧という病名をつけ忘れるとお金が支払わ上れません。まず事務サイドでコンピューターなどを使用し不適切と思われる部分をチェックしそれを医師が判断します。薬の添付文書、検査の適応により判断しチェックしますが文書にすべてが書けるわけではないので事務、コンピューターの判断は医学的に正しいとは限りません。それを医師が判断するわけです。難しいのは病名がたくさんついている場合、病名だけつけているのか本当にその病名があるのか判断できないことです。判断できなければOKにするしかないのが現状です。やたらに検査が多い医療機関が稀にいます。
今月は昨日で終わりました。
昨日けっこう走りましたが今日は左ふくらはぎの痛み殆どありません。良かった。