今日は便利な 活動量計 のお話です。
運動指導において生活な中でしっかり動きましょう。1日○○カロリー消費しましょう。○○メッツで○○時間くらい動きましょうと説明してもなかなか実感がわからないと思います。自分の生活活動をメッツで表しどれくらいの時間動いたか合算していくのは食事のカロリーを計算するのと異なり不可能です。自分で運動量が増えているかどうかわからないのでモチベーションも上がりにくいです。そこで今までは万歩計を利用し、7000歩歩きましょうなどとやっていたわけです。しかし人間の活動において1歩の消費カロリーは全く違います。電車で揺れて1歩足出したのと、一生懸命走ったのとでは消費カロリーが違うのは一目瞭然です。
それを是正し登場したのが活動量計です。加速度センサーを用いて、人の活動を計算し消費カロリーを計算するものです。立っているのと座っている、寝ているのも感じて別々に消費カロリーを計算します。ゆっくり歩くのと速く歩く、走るも感じて別々に計算します。球技などジグザグ、スピードを変えてに動く場合は少し弱くなりますが比較的きちんと測定します。私の印象では昇りの消費カロリーはかなり少なく計算しています。自転車、水泳の場合は機種により正確度がかなり違いそうです。もちろんスポーツジムでの体が移動しない運動ではかなり低く計算されます。(上下動のみしか計算されない)一般の生活活動での消費カロリーを測定するのであれば非常に有用な機器と言えます。