おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。昨日は 小金井市医師会 理事会でした。
河北健診センターの肺癌見落としについて、杉並区医師会からの報告も話題になりました。経過は今までのブログにも書きましたが、1つ新しい情報がありました。杉並区ではレントゲンを必ず2人でチェックし、一人は呼吸器専門医、もう一人は一般医が見ることになったのですが、河北健診センターでは今年専門医がチェックしていなかったことが分かったそうです。今年の検診での写真で癌が見落とされたということよりも、異常なしとした患者さんが結果的に肺癌になり、その写真を専門医が見ていなかったということが大きな問題なのです。それで見逃しかどうかを争点とせずに、謝罪したのだと思います。今後河北健診センターは肺がん検診にかかわれなくなったそうです。