武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医 – 内科 全般に精通する総合内科専門医とアレルギー専門医

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呼吸機能検査 で肺年齢が90歳と言われた18歳の男性

 おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。咳が長引き、耳鼻科を受診し 呼吸機能検査 を受け、肺年齢が90歳と言われた18歳7の男性。たくさんの薬が処方され、お母さんがびっくりして受診した当日いらっしゃいました。
 シム〇コー〇、モ〇テル〇スト、ツ〇ブテロ〇ル〇ープ、ニューキノロン抗菌剤、その他もろもろ。問診だけだとただの副鼻腔炎(副鼻腔気管支症候群)でいいと思いましたが前医の検査決結果をすぐに否定するために胸部レントゲン、 呼吸機能 もチェック。胸部レントゲンは異常なし、 呼吸機能 も正常下限でした。前医の 呼吸機能検査 は単純にうまく吹けていないだけでした。副鼻腔炎(副鼻腔気管支症候群)の治療としてエリスロマイシン少量の処方と、喘息は否定できないのでレルベア、メプチンスイングヘラーの処方をしました。普段はまず前医の処方を継続し経過をみてもらうのですが、(原則的に前医の治療により経過みないと次の診断に至れません。まず前医の方針を大切にし、その経過により方針を変えるのが原則です。)さすがに今回は明らかに前医の判断ミスと思われ、前医の処方はやめさせました。(まだ薬局に行っていない。)検査の仕方、解釈ができない医師が治療方針を決めるのは大きな問題です。他院で 呼吸機能検査 をして慢性閉塞性肺疾患疑いと言われたという人が来院し 呼吸機能検査 のやり方が悪いだけのことはしばしばあります。
 メーカーがきちんとした説明せずに 呼吸機能検 の機械を売ってしまうのも問題ですね。機械が判定を出すのでだれでも判断できると勘違いさせるのです。
 肺年齢については別の機会に書きます。
 

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