昨日は アスピリン喘息 について小金井市三師会講演会がありました。三師会とは医師会、歯科医師会、薬剤師会による集まりです。年に1回講演会を合同で行います。それ以外にも地域医療などについて話し合いなどが行われます。
昨日は国立相模原病院の谷口正実先生に講演をお願いしました。アスピリン喘息は気管支喘息の10%くらいに存在し、鎮痛解熱剤にて重篤な発作をきたす疾患です。私の知らなかった知見としてインタールという吸入薬、ゾレアという点滴薬が有効であること。セレコックスという鎮痛解熱剤がほぼ100%誘発されないこと、化学物質過敏症は他の薬剤をはじめとして多くのもので症状が誘発され、アスピリン喘息は比較的限られたもので誘発される、鎮痛解熱剤で誘発される異型狭心症の合併があることがありました。ミント歯磨き、カレーで誘発される場合はほぼ100%アスピリン喘息であるとのことでした。
勉強になりました。