風邪症状の人の受診方法 についてお話します。風邪のときはなぜ医療機関に受診するのでしょうか。 一番の目的は現在の症状がつらいからです。早く受診して早く薬をもらうと早く治るからというのは間違った知識です。風邪の一部で自然に治まらない場合があります。本当は風邪でないかもしれません。そんなとき医療機関を受診するべきなのです。1週間症状が治まらない場合は受診する必要があります。3-4日でもいいかもしれません。あまり早いと経過がわからないので診断が困難なことが多いです。風邪といってもいろいろなものが含まれるし、風邪でないものを風邪と思っていることもあります。3-4日待っていれば自然に治っているのに医療機関に行って他の病気を感染して帰ってくることもあります。インフルエンザでも薬は楽にするために使用するものであり、使用しなくても自然に治るものなのです。→こちらも参考に
こんな考えから新型コロナウィルス感染症を心配して受診する必要はありません。この病気は大多数が症状がないか軽症で治ってしまうものであり、また我々のところでは診断できません。診断できる医療機関でもすべての人に検査するわけにはいきません。政府がどのような人が受診すべきか方針をもうすぐ示すと思います。そえに従いましょう。我々の医療機関に受診しなければならないのは1週間たっても軽快しない場合(短くても3日)、息が苦しい時だと思います。もちろん症状が強い時は受診してください。これは個人の間隔でいいと思います。ただし症状を楽にする治療をして経過をみます。高熱がある場合はインフルエンザモ考えられますので1日らい様子を見て来院されるのがいいと思います。
政府が帰国者、接触者外来を受診するかどのような指示をだすかですが、私個人としては1週間以上経過が長引き、肺炎をきたしている場合は帰国者、接触者でなくても感染症専門の両機関に紹介すべきと思っています。それがなければ新型コロナウィルス感染であっても経過観察でいいと考えています。それと発熱がある方は学校、会社は休むべきと思います。日本社会も調子が悪い時は会社や学校が休める雰囲気にしてほしいですね。
厚労省からも発表されましたね。でも電話がつながらないのでは。明日、少しまとめますね。